診断方法
原因遺伝子(RPS6KA3 遺伝子等)に変異を認めればコフィン・ローリー症候群と診断が確定する。変異を認めない場合もあり、下記の症状により臨床診断する。
I.主要臨床症状
- 眼瞼斜下、丸い鼻先を含む特徴的な顔貌
- 比較的幅広い近位から遠位にかけて狭くなる際立った先細りの指
- 精神発達遅滞
当該事業における対象基準
基準(ア)を満たす場合
- 【基準(ア)】
- 症状として、けいれん発作、意識障害、体温調節異常、骨折又は脱臼のうち一つ以上続く場合であること。
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児遺伝学会