診断の手引き

  1. 染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群
  2. 大分類: 染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群
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コフィン・ローリー(Coffin-Lowry)症候群

こふぃん・ろーりーしょうこうぐん

Coffin-Lowry syndrome

告示

番号:15

疾病名:コフィン・ローリー症候群

診断方法

原因遺伝子(RPS6KA3 遺伝子等)に変異を認めればコフィン・ローリー症候群と診断が確定する。変異を認めない場合もあり、下記の症状により臨床診断する。

I.主要臨床症状

  1. 眼瞼斜下、丸い鼻先を含む特徴的な顔貌
  2. 比較的幅広い近位から遠位にかけて狭くなる際立った先細りの指
  3. 精神発達遅滞

当該事業における対象基準

基準(ア)を満たす場合
【基準(ア)】
症状として、けいれん発作、意識障害、体温調節異常、骨折又は脱臼のうち一つ以上続く場合であること。
:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児遺伝学会