制度運用

ここに記載すべきものは、出生届に記載した生まれた子どもが住民登録をした場所となります。
図:医療意見書の例
出生届では赤丸で示された住所(住民登録をするところ)です。
図:出生届の例
母子健康手帳には、住民登録が行われた市区町村で母子健康手帳に出生届済証明書が記入されますので、証明先の市区町村が医療意見書に記述すべき場所となります。母子健康手帳には出生の場所も記載されており、里帰り分娩などでは帰省先の場所等が記入されておりますが出生場所を記載しないよう注意してください。
図:母子保健手帳の例
赤で囲まれた部分は悪性新生物群における「治療終了」について記載する部分です。
医療意見書に書き込むべき「治療終了」とは、「化学療法や放射線療法等の積極的治療を終了したと医師が判断した日」となります。
細分類 19. 胆道閉鎖症 および 細分類 24. 先天性胆道拡張症 の医療意見書には、各々疾病の病態に関連した「重症度」を選択する箇所があります。
上記の「重症度」の選択について、肝移植後に良好な経過である症例に関しては、原疾患による肝胆道疾患のために移植が必要であった、という事実は残存し、また移植後も免疫抑制剤等の服用が必要なことから、治療を必要としている状態であると判断できるため、重症度は「0」ではなく、「1」を選択するようにお願い致します。