診断方法
A.主要症状
- 乳児期以降に見られるデンプン顆粒を混じた発酵性の下痢。悪臭を伴いやすい。
- 体重増加不良
B.検査所見
- 十二指腸液中の膵アミラーゼ活性が著しく低いか全く認めない。血中膵アミラーゼ活性も同様である。
- 経口的にデンプン(50g/m2)を投与しても血中グルコースの上昇を認めない(でんぷん負荷試験)。
- 便中の糖が0.5g/dL以上を示す。
- ※
- A.に該当し、さらにB.の1および2に該当する場合を本症とする。
当該事業における対象基準
疾病による症状がある場合又は治療を要する場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児栄養消化器肝臓学会