診断方法
I.主要臨床症状
- 先天性心疾患(動脈管開存症、心室中隔欠損症など)
- 難聴
- 眼症状(白内障、網膜症、小眼球など)
II.検査所見
- 風疹ウイルス遺伝子の検出(咽頭拭い液、血液など)
- 風疹ウイルス血清IgM抗体の上昇(出生後6カ月以内)
III.その他の徴候
- 肝脾腫
- 血小板減少
- 精神運動発達遅滞
- 発育障害
I.の二つ以上とII.のどちらかを満たす場合、本症と診断する
当該事業における対象基準
運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為又は多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児神経学会