診断方法
I.主要臨床症状
- 特徴的な顔貌(眼裂狭小、口を尖らせ仮面様)
- ミオトニア(持続性、全身性)
- 低身長
- 骨・関節病変(大関節の屈曲拘縮、脊椎後弯、骨幹端異形成など)
II.重要な検査所見
- 遺伝子解析(パールカンHSPG2遺伝子変異)
- 針筋電図での複合反復放電
III.その他の所見
- 眼病変(白内障、斜視、小眼球)
- 呼吸障害
I.の全てとII.の どちらかを満たす時、本症と診断する
当該事業における対象基準
運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為又は多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児神経学会