診断基準
A 症状
頭痛、意識障害、知的障害、自閉傾向、行動障害、けいれん発作、運動障害、感覚障害、言語障害、視力・視野・注視障害、発声・摂食・嚥下障害、めまい症、呼吸異常、体温調節異常等B 検査所見
確定診断必要な検査MRI:AVMの存在、部位、サイズ、脳出血の有無を診断する。その他の検査脳血管撮影:ナイダスの大きさ、導出静脈の部位を診断する。脳波:異常脳波の有無を診断する。D 鑑別診断
脳腫瘍、海綿状血管腫、静脈性血管腫E-1 確実例
頭部MRIで脳動静脈奇形を認める例E-2 疑い例
頭部CTで脳動静脈奇形を認める例参考文献
- 脳神経外科学 改訂12版、太田富雄 編、金芳堂
- 脳卒中治療ガイドライン2015
- Neurosurgery. 2017 ; 80(5):p665–p680 (Angioma Allianceによる系統的レビューに基づくガイドライン)
当該事業における対象基準
運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為又は多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2019年7月1日
- 文責
- :日本小児神経学会