診断方法
I.主要臨床症状
- 精神運動発達遅滞(3歳未満)
- 知的障害(3歳以上)
- 脳性麻痺(3歳以上)
- てんかん発作
II.重要な検査所見
- 頭部MRI検査で大脳皮質が脳室上衣に連続する所見を認める。
- 先天的に脳室との交通を有する嚢胞または空洞がみられる。
I. 1. 〜4. の 1つ以上と II. 1. または II. 2. を満たす時、本症と診断する。
当該事業における対象基準
運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為又は多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合
- 版
- :バージョン1.1
- 更新日
- :2015年3月10日
- 文責
- :日本小児神経学会、日本小児神経外科学会