診断方法
I.主症状
出血症状を呈することはないが,静脈血栓症,肺塞栓症,冠動脈ステント内血栓症などの血栓症状をきたす。 特に,女性患者では,習慣流産がみられる。
II. 検査所見
- 活性化トロンボプラスチン時間延長
- 凝固第XII因子活性及び免疫学的検査
一般に多くの症例で凝固第XII因子活性及び抗原ともに低下(Cross Reacting Material;CRM-)するが,抗原量低下を伴わず活性値の低下する(CRM+)例も存在する。
当該事業における対象基準
疾患名に該当する場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児血液・がん学会