診断方法
主要所見
Van der Burgtのヌーナン症候群診断基準
※確実なNS:1Aと、2A~6Aのうち1項目、または2B~6Bのうち2項目:1Bと、2A~6Aのうち2項目または2B~6Bのうち3項目。
確定診断
PTPN11などのRAS/MAPKシグナル伝達経路のヌーナン症候群責任遺伝子群に変異が同定されること
参考所見
- 上記の診断クライテリアは主観的判断の要素が大きく、臨床遺伝専門医による診断が推奨される
- 遺伝子変異の検出率は、既知の9個の遺伝子すべてを調べても約60%にとどまる
当該事業における対象基準
治療で補充療法、機能抑制療法その他の薬物療法を行っている場合。
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児内分泌学会