診断方法
水溶性下痢、低カリウム血症、無胃酸症などの症状で疑われ、血中VIP上昇により診断される(血中VIP
参考
- 血漿 VIP 濃度測定が有用である(保険未収載)。
- 鑑別診断に便の osmotic gap の測定が有用である。
- MEN1 の合併の有無を診断するために、補正血清カルシウム濃度測定とインタクト PTH 測定が有用である。
- 局在診断のため、US、CT、MRI、EUS 検査が有用である。
- ソマトスタチン受容体シンチグラフィーが局在診断に有用なことが多いが保険未承認である。
参考文献
- 膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET) 診療ガイドライン 膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドライン作成委員会
- 五十嵐久人、伊藤鉄英、大野隆真、高柳涼一:VIPoma.日本臨床 69 suppl 2:597-601, 2011
当該事業における対象基準
治療で補充療法、機能抑制療法その他薬物療法のいずれか1つ以上を行っている場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児内分泌学会