診断方法
- 低カルシウム血症
- 高リン血症
- 血中PTH低値
多くが原因不明であり,特発性副甲状腺機能低下症(IHP : idi-opathic hypoparathyroidism)と総称されてきたが、家族性発症を示すものなどで遺伝子検索が可能となってきている。(副甲状腺の先天性形成不全、発生異常を除く)
- 副甲状腺のCa感受性の異常
- 自己免疫性
- PTH遺伝子異常
- 低Mg血症
- 続発性: 頸部手術や放射線照射後などに伴い発症
欠損は、画像診断、遺伝子診断等によるが、確定は困難。
当該事業における対象基準
治療で補充療法、機能抑制療法その他の薬物療法を行っている場合。ビタミンDの維持療法を行っている場合も対象とする。
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児内分泌学会