診断方法
病因は、ウイルス性、結核性などがあるが、同定できないことも多い。
症 状
遷延する易疲労、呼吸困難、体重増加不良など。
浮腫、肝腫大。
胸部X線
胸部X線で心拡大を認めない。
心電図
特異的な変化を認めないことが多い。
心臓超音波検査
左室充満障害。
MRI、CT所見
心膜の肥厚。
心臓カテーテル
左室圧が dip and plateau(square root sign)を呈する。
確定診断
慢性の心不全症状。心エコーで左室充満障害。
MRIで心膜の肥厚。
当該事業における対象基準
治療で強心薬、利尿薬、抗不整脈薬、抗血小板薬、抗凝固薬、末梢血管拡張薬、β遮断薬又は肺血管拡張薬のいずれかが投与されている場合
- 版
- :バージョン1.1
- 更新日
- :2015年8月3日
- 文責
- :日本小児循環器学会