診断方法
主症状
甲状腺腫を呈する。
検査所見
- 画像診断では、超音波検査、CT、MRIなどによる。
- 病理組織学的検査には、乳頭癌、濾胞癌、髄様癌に分類され、小児においては乳頭癌がほとんどを占める。
吸引細胞診によって診断される。
その他の徴候
RET遺伝子異常により起こるMEN2A、2Bが甲状腺髄様癌を合併することはよく知られている。
放射線被曝が誘因となる。
当該事業における対象基準
組織と部位が明確に診断されている場合。治療終了後から5年を経過した場合は対象としないが、再発等が認められた場合は、再度対象とする。
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児血液・がん学会