診断の手引き

  1. 悪性新生物
  2. 大分類: 固形腫瘍(中枢神経系腫瘍を除く。)
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軟骨芽細胞腫

なんこつがさいぼうしゅ

Chondroblastoma

告示

番号:31

疾病名:軟骨芽細胞腫

診断方法

主症状

10代の青年期に多く、局所の腫脹、運動障害など。神経、筋肉、周辺組織の圧迫症状。

検査所見

  1. 画像診断では、境界明瞭な限局性骨透亮像、石灰化を占めることもある。
  2. 病理組織学的検査で、細胞境界明瞭な円形細胞が密に増生し、円形細胞の核は切れ込みを有している。多数の破骨細胞型巨細胞の出現を伴う。島状の軟骨基質の出現が見られる。

その他の徴候

診断

原則として、病理組織学的検査により診断する。

当該事業における対象基準

組織と部位が明確に診断されている場合。治療終了後から5年を経過した場合は対象としないが、再発等が認められた場合は、再度対象とする。

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児血液・がん学会