診断方法
1.高度低身長(<-3 SDS)
2.血清IGF-I低値 (註1) (IGFBP-3低値)
3.血清GH高値(基礎値および刺激試験頂値)
4.外因性GH (註2) に対するIGF-1反応の欠如(IGFBP-3反応の欠如)
5.血清GHBP低値(undetectable) (註3)
6.GH受容体遺伝子の異常 (註4) (家族歴可)
1~5をみたすとき:probable
1~6をみたすとき:definite
- 註1:
- 低栄養,肝障害など,IGF-1低値を招く病態が存在しない。
- 註2:
- GH投与法:0.1 U/kg/day, 1日1回, 4~5日間。
- 註3:
- 例外的に正常値の例がある。
- 註4:
- 例外的にpost receptor 障害が存在する。
当該事業における対象基準
治療で補充療法、機能抑制療法その他薬物療法のいずれか1つ以上を行っている場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児内分泌学会