診断方法
【臨床所見】
動悸が主な症状である。長期に持続すれば、頻拍誘発性心筋症となる。失神、突然死を起こす例は稀である。
【診断基準】
①心房刺激で誘発される
②右脚ブロック、左軸変位型のVTである
③器質的心疾患がない
④ベラパミル投与で停止する
【心電図】
右脚ブロック、左軸変位型の心室頻拍を認める。房室解離は認める場合も、認めない場合もある。
【診断】
心電図、電気生理学的検査
当該事業における対象基準
治療で強心薬、利尿薬、抗不整脈薬、抗血小板薬、抗凝固薬、末梢血管拡張薬、β遮断薬又は肺血管拡張薬のいずれかが投与されている場合
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児循環器学会