診断方法
【臨床所見】
1〜2拍のQRS脱落であれば、症状を訴えることは少ないが、2:1房室ブロック以上の高度房室ブロックでは完全房室ブロックに準じた経過観察、治療が必要である。
【心電図】
PR間隔の延長を伴わず、突然心室への伝導が途絶し、1拍のQRS波が脱落する。
【電気生理学的検査】
Wenchebach型房室ブロックでは、His束上部の伝導障害を認めることが多く、
Mobitz 2型房室ブロックでは、His束以下の伝導障害を認めることが多い。
【診断】
心電図、ホルター心電図
当該事業における対象基準
疾患名に該当する場合
- 版
- :バージョン1.1
- 更新日
- :2015年8月26日
- 文責
- :日本小児循環器学会