診断の手引き

  1. 慢性腎疾患
  2. 大分類: 尿路奇形
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43及び44に掲げるもののほか、尿路奇形

そのた、にょうろきけい

Other urinary tract malformations

告示

番号:19

疾病名:17及び18に掲げるもののほか、尿路奇形

診断方法

繰り返す尿路感染症や腎機能低下などの臨床所見により疑い、画像検査にて診断する。

経静脈性腎盂造影、超音波検査、CT、MRIなどの画像検査で診断するが、異所開口尿管を伴う場合には、膀胱尿道鏡が開口部の同定に有用である。また、排尿時膀胱尿道造影(VCUG)にて、異所開口尿管内や対側尿管あるいは下部腎盂由来の姉妹尿管への逆流を認める場合が多い。

小児の腎機能評価はCKD診療ガイドライン2013の基準にしたがう1

参考文献

  1. 日本腎臓学会編. CKD診療ガイドライン2013. 東京医学社, 東京, 2013.

当該事業における対象基準

腎機能の低下(おおむね3か月以上、血清Crが年齢性別ごとの中央値(別表参照)の1.5倍以上持続)がみられる場合、泌尿器科的手術を行った場合又は腎移植を行った場合

表. 年齢・性別毎の血清クレアチニンの中央値および腎機能低下基準値

表. 年齢・性別毎の血清クレアチニンの中央値および腎機能低下基準値

腎機能低下基準値は、中央値の1.5倍値。12歳以上は男女別となっている。
17歳以上も近年の標準測定法である"酵素法"での正常値(男:0.83、女性:0.63(Jaffe法だと1.03、0.83 相当))を用いて1.5倍として計算。
:バージョン1.1
更新日
:2015年5月23日
文責
:日本小児腎臓病学会

成長ホルモン療法の助成に関して

腎機能障害が進行し、身長が-2.5SD以下の場合でがつ成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢に よる成長ホルモン治療助成の対象となります。
成長ホルモン療法の助成に関しては下記を参照ください