診断の手引き

  1. 慢性腎疾患
  2. 大分類: 慢性糸球体腎炎
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非典型溶血性尿毒症症候群

ひてんけいようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん

Atypical haemolytic uraemic syndrome; aHUS

告示

番号:36

疾病名:非典型溶血性尿毒症症候群

診断方法

診断は、2013年に日本腎臓学会、日本小児科学会から公表された診断基準に基づいて行う(表1)1, 2すなわち、溶血性貧血、血小板減少、腎障害の3主徴を認める者のうち、下痢や血便などの志賀毒素に関連した胃腸炎症状がないという臨床症状、検査所見から診断する。

表1. 非定型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の診断基準

表1. 非定型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の診断基準

参考文献

  1. Sawai T, Nangaku M, Ashida A, et al Diagnostic criteria for atypical hemolytic uremic syndrome proposed by the Joint Committee of the Japanese Society of Nephrology and the Japan Pediatric Society. Pediatr Int. 56: 1-5, 2014
  2. 非典型溶血性尿毒症症候群診断基準作成委員会.「非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の診断基準」(http://www.jsn.or.jp/guideline/ahus.php)

当該事業における対象基準

治療でステロイド薬、免疫抑制薬、生物学的製剤、抗凝固薬、血漿交換療法、輸血のうち1つ以上を用いる場合又は腎移植を行った場合

:バージョン1.1
登録日
:2020年08月08日
文責
:日本小児腎臓病学会

成長ホルモン療法の助成に関して

腎機能障害が進行し、身長が-2.5SD以下の場合でがつ成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢に よる成長ホルモン治療助成の対象となります。
成長ホルモン療法の助成に関しては下記を参照ください