診断の手引き

  1. 慢性腎疾患
  2. 大分類: 慢性糸球体腎炎
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膜性増殖性糸球体腎炎

まくせいぞうしょくせいしきゅうたいじんえん

Membranoproliferative glomerulonephritis; MPGN

告示

番号:38

疾病名:膜性増殖性糸球体腎炎

診断方法

「大分類2:慢性糸球体腎炎」の診断基準に準じる(表1)。確定診断は腎生検によって行う。

表1. 大分類2:慢性糸球体腎炎

表1. 大分類2:慢性糸球体腎炎

臨床・検査所見

MPGNの病理所見として、びまん性のメサンギウム細胞増殖と基質の増加、糸球体毛細血管係蹄の二重化および、内皮細胞下とメサンギウム領域への免疫複合体の沈着、内皮下腔へのメサンギウム細胞の間入などが認められ、臨床的に持続性の低補体血症を認める。

電顕的に、高電子密度沈着物の存在部位より、I型(内皮下沈着物)、II型(基底膜内沈着物)、III型 (内皮下沈着物+上皮下沈着物+基底膜内沈着物)の3型に分類される(表2)。


表2. 膜性増殖性糸球体腎炎の各病型の特徴

表2. 膜性増殖性糸球体腎炎の各病型の特徴

当該事業における対象基準

病理診断で診断が確定し、治療でステロイド薬、免疫抑制薬、生物学的製剤、抗凝固薬、抗血小板薬、アルブミン製剤、降圧薬のうち一つ以上を用いる場合又は腎移植を行った場合

:バージョン1.1
更新日
:2015年5月23日
文責
:日本小児腎臓病学会

成長ホルモン療法の助成に関して

腎機能障害が進行し、身長が-2.5SD以下の場合でがつ成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢に よる成長ホルモン治療助成の対象となります。
成長ホルモン療法の助成に関しては下記を参照ください