診断方法
主症状
咳嗽、嚥下困難、胸部絞扼感、胸痛、息切れなど。胸腺腫のうち20歳未満の症例は10%未満とされる。
検査所見
- 画像診断では、胸部X線、CT、MRIで前縦隔腫瘍を呈する。
- 病理組織学的に胸腺腫はpredominantly lymphocytic、mixed lymphoepithelial、predominantly epithelialの3つに分類され、悪性胸腺腫は上皮性細胞が悪性成分となる。 小児例ではorganoid hidtologic patternが目立つとされる。
その他の徴候
診断
原則として、病理組織学的検査により診断する。
当該事業における対象基準
組織と部位が明確に診断されている場合。治療終了後から5年を経過した場合は対象としないが、再発等が認められた場合は、再度対象とする。
- 版
- :バージョン1.0
- 更新日
- :2014年10月6日
- 文責
- :日本小児血液・がん学会