診断の手引き

  1. 神経・筋疾患
  2. 大分類: 脳動静脈奇形
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脳動静脈奇形

のうどうじょうみゃく きけい

Cerebral arteriovenous malformation (Cerebral AVM)

告示

番号:73

疾病名:脳動静脈奇形

診断基準

A 症状

頭痛、意識障害、知的障害、自閉傾向、行動障害、けいれん発作、運動障害、感覚障害、言語障害、視力・視野・注視障害、発声・摂食・嚥下障害、めまい症、呼吸異常、体温調節異常等

B 検査所見

確定診断必要な検査MRI:AVMの存在、部位、サイズ、脳出血の有無を診断する。その他の検査脳血管撮影:ナイダスの大きさ、導出静脈の部位を診断する。脳波:異常脳波の有無を診断する。

D 鑑別診断

脳腫瘍、海綿状血管腫、静脈性血管腫

E-1 確実例

頭部MRIで脳動静脈奇形を認める例

E-2 疑い例

頭部CTで脳動静脈奇形を認める例

参考文献

  1. 脳神経外科学 改訂12版、太田富雄 編、金芳堂
  2. 脳卒中治療ガイドライン2015
  3. Neurosurgery. 2017 ; 80(5):p665–p680 (Angioma Allianceによる系統的レビューに基づくガイドライン)

当該事業における対象基準

運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為又は多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折又は脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合
:バージョン1.0
承認日
文責
:日本小児神経学会