診断の手引き

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VIP産生腫瘍

ぶいあいぴーさんせいしゅよう

Vipoma

告示番 号43
疾病名VIP産生腫瘍
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診断方法

水溶性下痢、低カリウム血症、無胃酸症などの症状で疑われ、血中VIP上昇により診断される(血中VIP>200 pg/mL で疑われ、> 500 pg/mL で確実)。

参考

  • 血漿 VIP 濃度測定が有用である(保険未収載)。
  • 鑑別診断に便の osmotic gap の測定が有用である。
  • MEN1 の合併の有無を診断するために、補正血清カルシウム濃度測定とインタクト PTH 測定が有用である。
  • 局在診断のため、US、CT、MRI、EUS 検査が有用である。
  • ソマトスタチン受容体シンチグラフィーが局在診断に有用なことが多いが保険未承認である。

参考文献

  1. 膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET) 診療ガイドライン 膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドライン作成委員会
  2. 五十嵐久人、伊藤鉄英、大野隆真、高柳涼一:VIPoma.日本臨床 69 suppl 2:597-601, 2011

当該事業における対象基準

治療で補充療法、機能抑制療法その他薬物療法のいずれか1つ以上を行っている場合

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児内分泌学会
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