診断の手引き

2

後天性下垂体機能低下症

こうてんせいかすいたいきのうていかしょう

Acquired hypopituitarism

告示番 号4
疾病名後天性下垂体機能低下症
疾患概要、医療意見書等のダウンロードはこちら

診断方法

以下の各ホルモン分泌低下症のいずれかの診断基準を満たすこと。

 

A. 低ゴナドトロピン性性腺機能低下症 (他項参照)
B. 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)単独欠損症 (他項参照)

 

C. 甲状腺刺激ホルモン(TSH)分泌低下症

  1. 主要項目
  2. (1) 症状
    ①耐寒性低下
    ②不活発
    ③皮膚感想
    ④脱毛
    ⑤発育障害
    (2) 検査所見
    ①血中TSHは健常者の基準値と比して低値である。
    (但し視床下部性ではイムノアッセイで正常ないしやや高値のことがある。)
    ②TSH分泌刺激試験(TRH test)で低ないし無反応。
    (但し視床下部性では遅延反応などがある。)
    ③甲状腺ホルモン検査(Free T4, Free T3, またはT3など)は健常者の基準値と比して低値である。
  3. 診断基準
  4. 確実例:1(1)の1項目以上を満たし、かつ1(2)①から③の全ての項目を満たすもの。

D. 成長ホルモン分泌不全性低身長症 (他項参照)
E. 中枢性尿崩症 (他項参照)

当該事業における対象基準

治療で補充療法、機能抑制療法その他の薬物療法を行っている場合。ただし、成長ホルモン治療を行う場合には、当該事業が定める基準を満たすものに限る。

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児内分泌学会
成長ホルモン療法の助成に関して
低身長を認め成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢による成長ホルモン治療助成の対象となります。
成長ホルモン療法の助成に関しては下記を参照してください。
成長ホルモン療法の助成に関して
「小児慢性特定疾病の対象疾患について」に戻る