診断の手引き

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QT延長症候群

きゅーてぃーえんちょうしょうこうぐん

Long qt syndrome; LQTS

告示番 号14
疾病名QT延長症候群
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診断方法

【心電図】
心電図でQT時間の延長を認める。成人ではBazettの補正(QTc=QT0.5)が一般的であるが、小児ではFridericiaの補正(QTc=QT0.3)が一般的である。以下の診断基準で診断する。

【診断基準】

心電図所見
A. QTc (Bazett)                 点数
  ≧480 ms                    3
  460 ? 479 ms                  2
  450 ? 459 ms (男)                1
B. 運動負荷4分後のQTc ≧ 480 ms         1
C. torsade de pointes               2
D. 交代性T波変化                 1
E. notched T波(3つの誘導)           1
F. 年齢不相応の徐脈               0.5


臨床歴
A. 失神
 ストレスに伴う                 2
 ストレスに伴わない               1
B. 先天性聾                   0.5


家族歴
A. 確実なQT延長症候群              1
B. 近い親戚の30才未満の心臓性突然死  0.5

≧3.5点:可能性大、1.5~3点:疑い、≦1点:可能性小

当該事業における対象基準

疾患名に該当する場合

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児循環器学会
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