診断の手引き

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閉塞性細気管支炎

へいそくせいさいきかんしえん

bronchiolitis obliterans

告示番 号13
疾病名閉塞性細気管支炎
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診断方法

A.主要臨床症状(適切な治療を行っても60日以上持続)

  1. 呼吸困難
  2. 多呼吸、低酸素血症
  3. 呼気性喘鳴・咳嗽

B.他の重要な臨床所見

  1. 重篤な下気道感染の既往(その後から発症)
  2. 移植の既往や本症との関連が示唆される薬剤の使用

C.検査所見

  1. 胸部X線単純写真で部分的あるいは全体的な透過性の亢進を認める。無気肺を合併することもある。
  2. CTでmosaicパターン(低吸収域と高吸収域がモザイク状に混在)と気管支拡張像を認める。
  3. 肺生検で特徴的な狭窄・閉塞像を認める。

D.参考となる検査所見

  1. 肺機能検査 閉塞性換気障害パターンを呈する。
  2. 肺シンチグラフィー 換気・血流とも低下部がモザイク状に一致して分布する。

E.診断

次の2項目を共に満たす場合に確定診断とする。

  1. A.主要症状の1つ以上(適切な治療を行っても60日以上持続していることが必要)
  2. C.検査所見の2.または3.の1つ以上

当該事業における対象基準

治療が必要な場合

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児呼吸器学会
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