診断の手引き

72

退形成性星細胞腫

たいけいせいせいせいさいぼうしゅ

Anaplastic astrocytoma

告示番 号63
疾病名退形成性星細胞腫
疾患概要、医療意見書等のダウンロードはこちら

診断方法

主症状

発生部位に特徴的な症状として、

  • 大脳半球:けいれん、麻痺などの大脳の局所症状、頭蓋内圧亢進症状、など
  • 脳幹:脳幹や小脳の症状、頭蓋内圧亢進症状、など

検査

  1. 画像診断では、症状に合致する部分の脳実質内に腫瘍性病変を認め、一部に造影効果を受け、周囲との境界は不明瞭なことが多い。
  2. 病理検査:核の退形成のほか、腫瘍細胞の密度、クロマチン量、核細胞質比などが高く、核分裂像も認められるが、壊死巣は認めない。多くの腫瘍細胞で GFAP(glial fibrillary acidic protein)の免疫染色が陽性である。

診断

原則として、病理組織学的検査により診断する。生検が困難などの理由で行わない場合、症状と画像検査から診断する場合がある。

当該事業における対象基準

頭蓋内及び脊柱管内が原発であり、脳(脊髄)腫瘍であることを確認した場合。病理診断が困難である場合であっても対象とする。治療終了後から5年を経過した場合は対象としないが、再発等が認められた場合は、再度対象とする。

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児血液・がん学会、日本小児神経外科学会
成長ホルモン療法の助成に関して
低身長を認め成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢による成長ホルモン治療助成の対象となります。
成長ホルモン療法の助成に関しては下記を参照してください。
成長ホルモン療法の助成に関して
「小児慢性特定疾病の対象疾患について」に戻る