診断の手引き

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絨毛癌

じゅうもうがん

Choriocarcinoma

告示番 号18
疾病名絨毛癌
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診断方法

主症状

発生部位に応じた症状を呈するが、多くは腫瘤触知やその圧迫症状、または腫瘍破裂による症状などである。具体的には腹部腫瘤や膨隆、精巣腫大、仙尾部腫瘤、腹痛、疝痛、縦隔腫瘤の場合は気道圧迫症状、卵巣腫瘍の場合は茎捻転による症状もある。

検査所見

  1. 画像診断では、特異的な所見はないが、単一の組織型であれば均質な充実性腫瘍の像を呈することが多い。遠隔転移をきたすこともある。
  2. 血清β-hCG値が上昇する症例が多い。
  3. 肉眼的には割面は灰白色から暗赤色で脆く、大小の出血・壊死を伴う。組織学的には大きな丸い単核のcytotrophoblast(Langhans型栄養膜細胞)の集団を、多核で暗く広い胞体を有するsyncytiotrophoblast(合胞体型栄養膜細胞)が囲んでいる構造をとることが多い。腫瘍胞巣の周囲は直接血液と接し、洞を形成している。結合織は乏しい。免疫組織化学的に主にsyncytiotrophoblastがhCGに陽性を示す。

その他の徴候

診断

原則として、病理組織学的検査により診断する。

参考文献

  1. 卵巣腫瘍病理アトラス 石倉浩、手島伸一編 文光堂、東京、2004 pp.240-241
  2. 新小児がんの診断と治療 別所文雄他 診断と治療社

当該事業における対象基準

組織と部位が明確に診断されている場合。治療終了後から5年を経過した場合は対象としないが、再発等が認められた場合は、再度対象とする。

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本小児血液・がん学会
成長ホルモン療法の助成に関して
低身長を認め成長ホルモン治療の対象基準を満たす場合は、小慢による成長ホルモン治療助成の対象となります。
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