診断の手引き

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胸腺低形成(ディ・ジョージ(DiGeorge)症候群/22q11.2欠失症候群)

きょうせんていけいせい (でぃ・じょーじしょうこうぐん/にじゅうにきゅういちいちてんにけっしつしょうこうぐん)

thymus hypoplasia; DiGeorge syndrome; 22q11.2 deletion syndrome

告示番 号48
疾病名胸腺低形成(ディ・ジョージ症候群/22q11.2欠失症候群)
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診断方法

a.主要臨床症状

  1. 副甲状腺低形成による低カルシウム血症による症状
  2. 胸腺低形成による易感染性
  3. 心流出路奇形
    • ファロー四徴症、円錐動脈管心奇形、大動脈弓離断、右大動脈弓、右鎖骨下動脈起始異常等の心奇形など
  4. 特異的顔貌
    • 口蓋裂、低位耳介、小耳介、瞼裂短縮を伴う眼角隔離症、短い人中、小さな口、小顎症など
  5. 精神発達遅滞、言語発達遅滞

b. 重要な検査所見

  1. 低カルシウム血症、副甲状腺機能低下
  2. T細胞数は減少および機能低下
  3. B細胞数は正常、免疫グロブリン値は正常か減少
  4. 画像検査や心カテーテルによる心奇形の同定

確定診断として、微細染色体欠失症候群として染色体22q11.2 の微細欠失をfluorescence in situ hybridization (FISH) やarray comparative genomic hybridization (aCGH) にて同定する。特にTBX1 遺伝子のハプロ不全が身体的奇形の出現に大きな役割を演ずるとされる。常染色体優性遺伝形式かde novo遺伝形式をとる。

当該事業における対象基準

治療で補充療法、G-CSF療法、除鉄剤の投与、抗凝固療法、ステロイド薬の投与、免疫抑制薬の投与、抗腫瘍薬の投与、再発予防法、感染症予防療法、造血幹細胞移植、腹膜透析又は血液透析のうち、一つ以上を継続的に実施する(断続的な場合も含めておおむね6か月以上)場合は対象となる

:バージョン1.0
更新日
:2014年10月6日
文責
:日本免疫不全症研究会
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